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旅館・ホテルでのインターンシッププログラムのご紹介~ベトナム人大学生が「おもてなし」体験~ 

こんにちはOGR事務局です。

 

今回は外国人の在留資格の違いについてお話ししながら、当機構がホテルや旅館の企業様におススメしているインターンシッププログラムについてお話しします。

 

技能実習制度と特定技能外国人

技能実習制度が海外から「奴隷制度」と批判され、内容の見直しが進んでいるというニュースをご覧になった方は多いと思います。技能実習制度は本来、外国人が日本で技術を身に着け、その技術を自国に持ち帰り役立てるという「国際貢献」の目的で設立されました。

しかし実際には日本における人材不足への人員補填として受け入れている企業が少なくありませんでした。

そこで2018年に特定技能外国人制度が可決され、2019年から国内人材を確保することが困難な状況にある14産業分野において外国人を雇用することができるようになりました。

 

この二つの制度と違う在留資格「特定活動」を利用して1年間企業で業務体験をするプログラムがインターンシップです。

 

 

ホテル/旅館の外国人インターンシッププログラム

インターンシップとは、大学に在籍する学生が自分の専攻分野に関連のある企業で仕事を体験してみるというものです。日本のインターンシップでは業務体験をした企業で内定をもらい、卒業後にその企業に就職するケースもあります。

 

当機構ではベトナムの大学と提携して日本語学科の学生の中からインターンシップ参加希望者を募集します。インターンシップ生は1年間受け入れ先のホテルや旅館で働き、日常生活のなかで日本語のスキルアップをしながら大学の単位を取得して帰国します。

 

「日本語を勉強したい」「日本で何かしたい」と思っている学生が参加しますので、受入れ時の日本語レベルが他の在留資格で入国した外国人よりも高いことが特徴でありメリットです。

在留資格の比較

「外国人技能実習生」「特定技能外国人」「インターンシップ」の三つの在留資格を比較してみましょう。

インターンシッププログラムのメリット

学生側、受け入れ側それぞれの立場にとってのメリットをご紹介します

学生側のメリット

・言語上達と単位取得

実際に生活しながら日本語を使用することで教科書にない慣用表現やビジネス用語、業界用語を学ぶことができます。プログラム参加中の期間は卒業に必要な単位の一部として換算されますので、働きながら単位も取得することができます。

・日本生活を体験できる

日本語学科の学生ですから、アニメや歴史など、日本の文化や生活に興味がある生徒たちです。働きながら日本で生活できる機会は貴重です。

 

受け入れ側のメリット

・インバウンド対策強化

近年アジアからの観光客も増えています。旅館やホテルで英語以外の言語で対応できる外国人従業員がいればインバウンド対応の強化に効果的です。

学生とはいえ大事な働き手

初めは日本語が期待するほど流暢ではないかもしれませんが、どんどん上達します。日本語レベルが上がれば、お客様をお部屋に案内したり、配膳したり、学生とはいえ、多忙な業務の一部を任せることができる点がメリットです。

 

このように参加者、受け入れ側双方にメリットがあります。

報酬について

インターンシップの中には報酬のないプログラムもありますが、当機構では学生に報酬をお支払い頂いています。条件などは募集の際に通常の求人のように「求人票」を作成して頂きますが、時給は各地域の最低賃金以上としています。

インターンシップは働くためでなく、学業の一環として来ているので、二つの制度よりも賃金は低めです。

 

 

インターンシップの注意点

・期間は1年

当機構でご案内するインターンシッププログラムでは「特定活動」の在留資格を申請しますので、期間は1年以内で、延長することはできません。

・住居の用意

受け入れの際にはインターンシップ生が滞在する住居のご用意をお願いしています。社員寮の1室をご用意いただくこともあれば、ホテルの1室をご用意頂くこともあります。インターネット回線を使用したテレビ電話で母国の家族と連絡を取る学生が多いので、wi-fiはぜひご用意頂きたい設備です。

・社会保険の加入

期間は1年と短いのですが、正社員の「4分の3以上」の時間働いている場合には、インターンシップでも社会保険の加入対象です。加入を必要としない場合も民間の保険に加入しておいた方が何かあった時に安心ですので、ぜひご検討ください。当機構にご相談頂いてもかまいません。

 

インターンシップ受け入れの流れ

それではインターンシップ制度導入をご決定されてから、学生の募集、入国に至るまでの大まかな流れをご紹介します。期間としては面接から入国まではおよそ半年程度です。

受け入れ企業様から受け入れ人数や諸条件(求人票)を頂く

大学と提携し、説明会を実施。

学生の募集を開始、面接の実施

受入れ企業と大学との間でインターンシップに関する協定書の締結

日本側の書類準備・作成 ⇒ 出入国在留管

在留資格認定証明書の交付後、在ベトナム日本大使館にて査証の発行

入国 ⇒ 受入れ先に配属

 

 

詳しくは当機構にお問合せください!

細かな過程をご案内させて頂きます。

 

まとめ

当機構でご案内している旅館/ホテルさま向けのベトナム人大学生によるインターンシッププログラムについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

技能実習制度とも特定技能外国人制度ともちがう「特定活動ビザ」で滞在しながら、業務を体験してもらうプログラムです。学生側は日本で言語と文化の体験をしながら単位を取得することができ、受け入れ側は業務の一部を任せることができますので、双方にメリットがあります。

 

日本での就職も視野に入れている学生たちですので、プログラム終了後、母国で卒業した後に特定技能外国人として、または技術・人文知識・国際業務の高度人材ビザで正社員として採用することも可能です。優秀な人材の採用につながるいい機会になるかもしれません。ぜひ当機構のインターンシッププログラムをご検討ください。

 

さまざまな雇用形態に対応します

外国人雇用の形態は受け入れ様企業さまによって様々です。これから採用を考えている企業様、現在すでに受け入れている企業さまで今後の外国人材採用について改めて考えたいと思われている企業さまはぜひ、当機構にご相談ください。

それぞれの企業さまに最適な外国人の雇用形態をご提案いたします。

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